交通事故にあってしまった際の注意点とポイント

2020/09/15 ブログ
交通事故の首の施術風景

八王子で日曜日も診療している整骨院、八王子南口整骨院の院長・熊野です。

 

今回は、交通事故の基本的な治療の流れについてお話いたします。

 

交通事故にあった際に、整骨院や接骨院を利用すると、慰謝料額に影響はあるの?

また、整骨院や接骨院と整形外科の違いは?

どちらを利用するのが良いの?

治療は、整骨院や接骨院を利用したいと思っているけれど、どのような点に注意すればいいの?

 

このような疑問をお持ちの方に、今回は、交通事故における整骨院や接骨院のトラブルや注意点、慰謝料額はどのようになるかについて説明いたします。

 

<整形外科は「医療行為」>

整形外科は、他の整骨院、接骨院、整体院と違い「医療行為」を行うことが出来ます。

医療行為で行われる診断や治療は医師以外には行うことが出来ず、医者が行う治療行為になります。

免許を持った医師が行う治療ですので、その範囲に制限がなく、また保険の利用が可能です。

 

<整骨院・接骨院は「医療行為」>

整骨院や接骨院、柔道整復師が柔道整復を行う施術所です。

法律で定められている名称は、柔道整復師が柔道整復を行う施術所となっているのですが、一般的には、整骨院・接骨院・ほねつぎといったりします。

基本的にこれら3つとも同じような施設だと思って構いません。

 

柔道整復師は、国家資格ですので、施術の一部は保険適用ご認められています。

柔道整復師は、治療範囲に制限があり、柔道整復師ができる施術は法律により決められています。

また、保険についても適用される施術とされない施術が決まっています。

整骨院や接骨院が行う施術は、医療類似行為となります。

これに対し、整体院やカイロプラクティックは、民間の資格者が行うもので、完全な民間療法であり、保険適用はありませんので、注意が必要です。

 

以上が、「整形外科」「整骨院」「接骨院」の違いです。

以下からは、注意点をご説明させていただきます。

 

<整形外科と整骨院は同時に通院したほうが良い>

整骨院に通院する時の第1のポイントは「病院と掛け持ちをして、同時に通院すること」です。

ただし、同日はダメです(例外として検査のみはOKです。)

その理由は、、整骨院の費用を治療費として確実に認めてもらうためです。

交通事故でケガをしたら、まずは整形外科を受診しましょう。

整形外科の医師に書いてもらう診断書には、診断名(「頸椎捻挫」などの症状名)だけでなく、ケガや交通事故による負傷であると明記してもらい「交通事故との因果関係を明確にする」ことが重要です。

 

一般的に、交通事故から時間が経てば経つほど、交通事故とケガとの因果関係を明確にすることが重要です。

 

一般的に、交通事故から時間が経てば経つほど、交通事故とケガの因果関係の証明が難しくなります。出来るだけ早く病院に受信することが大切です。

 

<整骨院との併用は医師の許可をもらう>

整骨院に通院する時の第2のポイントは、前述のとおり、整骨院の治療費を請求するために「整骨院への通院に関する医師の許可」を貰うことです。

 

通院回数や頻度、どういう施術が良いか等についての細やかな(具体的な)指示があるとか、診断書に「整骨院での治療を有効と認める」といった記載をしてもらえると理想的です。

 

〇医師に許可してもらうために必要なこと

 

整骨院への通院を医師に同意(許可)してもらうためには、「かかりつけの整形外科を受診する」あるいは「交通事故対応の実績が多い病院を選ぶ」など、整骨院に通うことに協力的な医師を選んで受信することがポイントです。

 

初めて受診する病院に行く場合には、医師との信頼関係を築いた上で話を切り出し、交渉してみる、などといった工夫が必要となるでしょう。

 

「どの病院に行けばよいかわからない」「話の切り出し方が分からない」「イメージがつかなくて不安」という場合には、あらかじめ交通事故対応に詳しい弁護士に相談してアドバイスを受けるとよいでしょう。

 

<保険会社の確認をとる>

整骨院に通院する時の第3のポイントは、整骨院に通院する前に、整骨院への通院を保険会社に伝え、整骨院の費用を支払ってもらえるかを確認しておくことです。

 

特にむち打ちの場合は、自覚症状しかない場合などは、整骨院での治療の必要性や有効性など、保険会社に疑われることが多く問題になりやすいからです。

あらかじめ確認しておけば、後に治療費について揉めずに済むのです。

 

以上のような注意点があるので、交通事故にあった際は、落ちついて、上記注意点をご確認ください。

 

以下からは、整骨院選びについてご説明いたします。

 

<整骨院に通いたい時の、整骨院の選び方>

交通事故後の治療で整骨院に通いたい場合、通院先の整骨院の選び方にも注意が必要です。

整骨院で「交通事故取り扱い」などと謳っていても、実際には年間に2~3人くらいしか治療をしたことのない整骨院も実際には多く存在します。

そのような整骨院は、保険会社とのやり取りや、患者さんへのアドバイスが稚拙で、頼りにならないこともあるでしょう。

また、加害者の無保険、ひき逃げ、自損事故など相手の自賠責保険が使用できない交通事故で治療が出来ないといったこともあるかもしれません。

 

当院では、多いときで月に9人の交通事故患者さんが来ていたことがあります。

ひき逃げ、無保険、自損事故、被害者請求といったレアなケースにも対応していきます。

 

ここまでは、整骨院に通う場合の注意点を説明してきましたが、人によっては「整体」「鍼灸院」「カイロプラクティク」などに通って治療したいという方もいるかもしれません。

 

仮にこれらの施術施設に通う場合、この記事で説明したすべての注意点が当てはまります。

これらの施設はいずれも病院ではなく「医師がいない施術施設」だからです。

したがって、仮に「整体」や「鍼灸院」などに通う場合にも、整骨院に通う場合と同じように考え、病院の医師の指示を貰って、病院と併用するとよいでしょう。

 

<まとめ>

今回は、人身事故に巻き込まれた場合、整形外科に行かずに整骨院だけ通院することはダメか、同時通院が必要か、また医師の許可なしで整骨院に通ってはいけないのか、治療費や後遺障害等級認定などで問題が生じるのか、整骨院と整体の違いは何なのかなどを説明してまいりました。

 

極力、整形外科で整骨院の通院について「医師の指示」を受けて通院し、明確な指示を貰えなかった場合でも、最低限、医師の同意や許可をしっかり受けてから通院しましょう。

また、通院前に保険会社に通院後の治療費に関して確定をし、症状固定までは整骨院だけでなく、整形外科への通院も続けましょう。

 

もし、「医師の指示に基づかずに通院していた」、「これから通院したいが、疑問や不安が沢山ある」ということであれば、交通事故問題で示談交渉や後遺障害認定に詳しい弁護士に相談することをおススメします。

痛みや症状が治まらないうちは、まずは治療に専念することです。

 

分からないことは専門家に確認をとった上で、後顧の憂い無く治療に専念できる環境うぃ整えるようにしましょう。

 

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